日本電産が発表した2016年4~6月期(第1四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比5.6%増の315億4000万円と過去最高益となった。
売上高は、電動パワステ用モーターやデュアルクラッチトランスミッション用モーターなどが好調だったものの、為替換算の影響で同3.1%減の2762億0600万円と減収だった。
車載向けなどが好調で営業利益は過去最高となった。しかし、税引前利益は為替差損の影響で、同7.9%減の291億0300万円と減益だった。四半期純利益は同5.2%減の220億4100万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。