【MotoGP 第9戦ドイツ】中上貴晶がMoto2で今季初ポールポジション

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今季初ポールポジションを獲得した中上貴晶
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2016年のMotoGP第9戦ドイツGPのMoto2クラス公式予選で中上貴晶が今季初ポールポジションを獲得した。

前回のオランダGPでキャリア初優勝を飾り勢いにのる中上。この予選でも勝負どころで光る速さをみせた。予選ではヨハン・ザルコがセッション序盤から速さをみせ1分24秒514をマークしており、それに中上が一歩及ばないという状態。それでも諦めずにアタックを続け、最終ラップに1分24秒274を記録。0.240秒上回り、今季初、自身3年ぶりとなるポールポジションを獲得した。

中上はホンダ公式サイトでコメントを発表。「3年ぶりにポールポジションを獲得できたので、すごくうれしかったです。昨日、ポールポジションを獲りたいと言っていましたし、それを果たせたこともよかったです。正直、今日は、いろんな選手にマークされて、走りづらかったのですが、最後の最後にいいスペースを見つけることができ、ベストタイムを出せました。今日はコンディションがよくなり、午前中のフリー走行では、リヤのグリップをうまく出せず2番手へとポジションを落としました。そのため、ホイールベースを短くして、それでリヤのフィーリングを感じられるようにしたこともよかったです。明日は初のポール・トゥ・ウインを目指したいです」と決勝に向けての意気込みを語った。

ここで2連勝できれば、チャンピオン争いにも名乗りを上げられる可能性があるだけに、今回はMoto2クラスも目が離せないレースとなりそうだ。

《吉田 知弘》

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