VWのリコール案、米カリフォルニア州が却下…今度は3.0ディーゼル

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フォルクスワーゲン トゥアレグ の2014年モデル
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一部ディーゼル車に、排出ガス試験を不正に逃れる違法ソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。同社のリコール案を、米国カリフォルニア州当局が却下した。

これは7月14日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲングループから提出された3.0リットルV型6気筒ディーゼルエンジンの排ガス不正車に関するリコール案を却下した」と公表している。

CARBが同社の排ガス問題のリコール案を却下したのは、2016年1月に続いて2度目。この時は、排気量2.0リットルの直列4気筒ディーゼルエンジン搭載車について、リコール案を却下していた。

そして今回、CARBは3.0リットルV型6気筒ディーゼルエンジン搭載車のリコール案も却下。その理由として、CARBは「提出されたリコール案は不完全で、多くの部分で充分でない」とコメント。

なお、フォルクスワーゲングループの3.0リットルV型6気筒ディーゼルエンジンは、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの3ブランドに搭載。米国カリフォルニア州では、2009-2016年モデルの合計およそ1万6000台が対象になる。

《森脇稔》

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