相手が死んだと思って逃げた…、ひき逃げで19歳の少女を逮捕

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8日午後8時ごろ、福岡県宗像市内の県道で、徒歩で道路を横断していた30歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に19歳の少女をひき逃げ容疑で逮捕している。

福岡県警・宗像署によると、現場は宗像市三郎丸付近で片側1車線の直線区間。30歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は頭部強打などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したが、目撃情報と酷似した衝突痕のあるクルマが乗り捨てられているのを発見。このクルマを使用する19歳の少女から任意で事情を聞いていたところ、容疑への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して少女は「フロントガラスが割れ、相手が死んだと思って怖くなった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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