宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7月28日に東京都港区東新橋のヤクルトホールで「JAXAシンポジウム2016『国立研究開発法人として~たゆまなく挑む~』」を開催する。
JAXAは昨年4月、国立研究開発法人に移行してから「開かれたJAXA」を掲げた。移行初年度における活動を冷静に自己分析し、さまざまな状況下で地道に真摯に課題に取り組み、研究開発成果の最大化を目指して新たな価値を創造する活動を続けているとしている。
今回、その象徴といえるイノベーションハブの現状について、さまざまな分野の専門家などから意見や要望を聞いて、そこからどのような価値を生み出していくのかを議論するためシンポジウムを開催するもの。
シンポジウムでは、2015年度のJAXAの活動レポートや2016年度の活動計画を紹介するほか、H3ロケットの開発や研究開発成果の社会インフラ化などについて、JAXAがチャレンジしている姿を対談形式で紹介する。また「イノベーションハブ-異文化交流から生まれるもの-」と題したパネルディスカッションも実施する。