米国において自動運転モードで走行中、ドライバーが死亡する事故が起きた件。この事故を巡って、興味深い報道が行われた。
これは7月1日、米国のメディア、『デトロイトフリープレス』が報じたもの。同メディアが、「死亡したドライバーが事故の直前、映画『ハリー・ポッター』を車内で見ていた可能性がある」と報じている。
この事故は5月7日、米国フロリダ州で発生。テスラモーターズのEV、『モデルS』の顧客が自動運転モードで走行中、大型トレーラーに衝突する事故を起こし、ドライバーが死亡した。
今回の事故は、自動運転モードで走行中、大型トレーラーがモデルSの前方を横切る形で起きた。テスラによると、太陽光が強かったために、ドライバーも自動運転機能も白い色のトレーラーを認識できず、ブレーキが作動しないまま、トレーラーの下に潜り込む形で衝突したという。
今回の『デトロイトフリープレス』の報道では、現場に駆け付けた警察官も、事故を起こしたモデルSの車内から、ポータブル型のDVDプレーヤーが発見されたことを認めている。また、『ハリー・ポッター』の件は、事故の目撃者による「事故直後のモデルSの車内で、『ハリー・ポッター』が流れていた」との証言に基づくものだという。