磐越道で『路外給油サービス』の社会実験 

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NEXCO東日本は、高速道路上での燃料切れを防止するために、磐越道で『高速道路外ガソリンスタンド給油(路外給油サービス)社会実験』を実施する。

この社会実験は、磐越道のICから一旦流出して、高速道路外の指定GSにて給油を行い、1時間以内に同じICに再度流入した場合、利用者が本来目的としたICに降りずに走行した場合と同じ通行料金になるというもの。ETC車限定の社会実験となる。実施期間は、2016年7月16日から1年間(2017年7月15日まで)。

実施するICは新津IC。指定GSは、ゼネラルエナジー・新津インターSSとなる。基本的に24時間年中無休だが、臨時休業する可能性もあるので、事前に店舗に確認してほしいとNEXCO東日本では説明している。

この社会実験を実施する背景は、磐越道・阿賀野川SAのGSが閉鎖されていることにある。磐越道・磐梯山SAから日本海東北道・荒川胎内ICの区間の150kmと北陸道・黒崎PAの区間の120kmはGSがなく、燃料切れの可能性が高いことにある。

今回の社会実験を利用するには、GSでETCカードの確認を受ける必要がある。GS事務室内にある専用インターホンにて新津料金所係員に連絡する。また、新津ICを降りて1時間以内に新津ICから高速道路に戻ること。そして、新津ICを降りる前に走行した方向での利用が対象となる。

《編集部》

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