「Drive or Drink」がコンセプト…メルセデスとヱビスがコラボ

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メルセデスベンツとヱビスビールがコラボした“ザテラス”が、東京六本木のメルセデス・ベンツコネクションNEXT DOORにオープンした。

このNEXT DOORは、メルセデス・ベンツコネクションに併設する形で2016年2月に開設。今回のザテラスは第2弾で、メルセデスベンツコネクションが5周年にあたることから、「これまでとは違ったサプライズ的な、全く新しい取り組みだ」と述べるのはメルセデス・ベンツ日本企業広報課アシスタント・マネージャーの奥香純さんだ。

今回あえてビールにした理由について奥さんは、「まず“夏”であること。そして、多くの方に来場してもらいたいと飲食を考えた。そこで、今回のコンセプトでもある“Drive or Drink 飲むなら乗らない 乗るなら飲まない”というルールをお客様に理解してもらったうえで、楽しんでもらいたいからだ」と説明。そして、「クルマもビールもライフスタイルを彩るもの。これまでにない新しいコラボレーションだ」と述べた。

また、それぞれのユーザーに、それぞれに親しんでもらいたいという思いもある。「ヱビスビールの最高峰ブランド、ヱビスマイスターのお客様でメルセデスに親しんでいなかった方、あるいは逆もあるだろう。この場でそれぞれのブランドに触れてもらい、より親しみを持ってもらえたら嬉しい」とコメントした。

今回は、サッポロビールがこのコンセプトに共鳴したことでこのコラボレーションが実現した。サッポロビールブランド戦略部恵比寿ブランドグループリーダーの岸祐介さんは、「とても素敵な話だと思ったがやはり当初、抵抗感はあった」と明かす。しかし、「このコンセプトをきちんと明示し、最善の注意を払ってこのルールを守ることで、クルマとお酒の両方を楽しむことが出来る」と語る。

そして、「もし本当にメルセデスベンツというブランドとヱビスビールがタイアップ出来たら、我々が考えている、より上質、より洗練されたものをアピールすることに対して更に近付くことが出来る」。また、「ヱビスだけではなかなか表現出来ない、また、会うことが出来ないお客様もいることから、一緒に出来たら相乗効果を生むのではないかという思いがあった」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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