ダイハツ、トヨタの完全子会社化を株主総会で承認

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トヨタ自動車の豊田章男社長とダイハツ工業の三井正則社長
  • トヨタ自動車の豊田章男社長とダイハツ工業の三井正則社長
  • トヨタ パッソ と ダイハツ ブーン シルク

ダイハツ工業は6月29日、大阪府池田市内で定時株主総会を開き、トヨタ自動車の完全子会社になる議案を承認した。両社の株式交換により8月1日に実施される。ダイハツは7月27日で上場廃止となる。

完全子会社化について両社は今年1月に契約を締結していた。株式交換ではダイハツ株1株に対しトヨタ株0.26株を割り当てる。

両社は1967年に業務提携からスタート。98年にはトヨタが過半数を出資してダイハツを連結対象子会社としていた。完全子会社化により、コンパクトカー事業や新興国を中心とした海外事業での連携をさらに強化する。ダイハツブランドは存続する。

《池原照雄》

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