日本発のオリジナルオーディオブランド「ミューディメンション」を聴く

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【スピーカー交換のススメ】2.1chパワーアンプ内蔵チューンナップウーファー『Black Box i8』
  • 【スピーカー交換のススメ】2.1chパワーアンプ内蔵チューンナップウーファー『Black Box i8』

ロックフォードをはじめ、各国の人気ブランドを輸入販売するイースコーポレーション。数あるメーカー製品を取り扱う中で「ミューディメンション」は自社企画のオリジナルブランドだ。

1998年、高級真空管アンプを彷彿させるようなデザインを打ち出す車載用1st.プロダクト「ルネッサンスシリーズ」μ-40XS、μ-20VSPパワーアンプ発売を契機に同ブランドを本格稼働。その後、デジタル仕様のモノブロックアンプ、スピーカー、ケーブル、アクセサリーなど、ユニークかつコストパフォーマンスに長けた製品を次々とリリースする。

ミューディメンションは、立案、企画、デザイン、性能と、すべて日本で進められている。その後、モックアップ、試作サンプルなどを繰り返し、金型製造に入る。金型から出来たサンプルを再び検討。修正を加え日本で最終承認。韓国、中国の契約工場で生産されるという。工場ではミューディメンションが定める品質管理のもと厳重な検査が行われ、世界に向けて出荷。同ブランドの特徴は日本での企画、デザイン、音決めと統一化を図り、コストパフォーマンスの点では世界一を目指している。

数ある製品の中でミューディメンションといえば、まず思い浮かべるのが薄型チューンナップ・サブウーファーだ。好評を得た前機、GLOW 8100SW
の内部を改善。高音質化へとチューンアップを図ったモデルが Black Box X8(8インチ口径)。さらに大口径&ハイパワーを目指し薄型でありながら10インチを収納したモデルが Black Box X10でDVC(デュアルボイスコイル巻き)10インチウーファーは最大200Wの内蔵パワーアンプと組み合わせて超低音を轟かせる。

上記、定番の2機種、Black Box X8とX10に加えてBlack Box i8が先月5月に発売された。このi8は、サブウーファー用パワーアンプに加えてフロントスピーカーを駆動するアンプも内蔵されている。サブウーファー用アンプは最大出力160W。そしてフロントスピーカー用のアンプは@80W/4Ωを搭載。サブウーファー及びフロントスピーカー用ともに音量調整機能付きで、サブウーファーの音量調整、周波数切替え、位相切り替えなどが手元で行えるリモートコントローラー付き。筐体内部の共振対策に有効なレアルシルト・ディフュージョン素材が用いられ、自然な音楽再生に悪影響を与える定在波を徹底的に低減する。本体はコンパクトなので場所を選ぶことなく設置でき、しかもパワーがありフロントステージの最低域を十分に補うことができる。筐体はアルミダイキャストなので、歪みが少なくレスポンスに優れ、安定した超低音再生に寄与。シンプルに決めたいという人にオススメできるチューンナップサブウーファーだ。

Black Box i8
⚫︎標準小売価格 ¥48,000(税別)
⚫︎サイズ(幅×奥行×高さ)240mm×345mm×68mm
⚫︎クロスオーバー:ローパス50Hz~160Hz
⚫︎入力感度:82mV~(RCA入力時)、0.8V(ハイレベル入力時。

【スピーカー交換のススメ】2.1chパワーアンプ内蔵チューンナップウーファー『Black Box i8』

《永松巌》

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