トヨタ、動向注視しながら影響を検証…イギリスEU離脱

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トヨタ英国工場(参考画像)
  • トヨタ英国工場(参考画像)
  • トヨタ オーリス(欧州仕様)

トヨタ自動車は6月24日、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票で、離脱派が勝利したことを受け、談話を発表した。

このなかで、英国工場など同国での事業への影響について「競争力維持、持続的成長の観点から、英国の自動車産業やステークホルダーとともに、今後の動向を注意深く見守りながら検証していきたい」とした。

トヨタは1992年から英国工場で乗用車の生産を始めている。2015年には19万台を製造し、EU各国も含めて出荷した。『オーリス ハイブリッド』や『アベンシス』など3モデルを生産しており、フランス工場などとともに欧州の主力拠点となっている。従業員は約3000人。

今回の国民投票に当たっては、全従業員向けに書簡を送付。投票への各人の意志を尊重しながら、同社としては一貫して残留が望ましいとの立場であると伝えていた

《池原照雄》

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