ガードレールが車体を貫通し炎上、4人が死傷

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12日午後4時55分ごろ、兵庫県宝塚市内の国道176号を走行していたワゴン車が路外に逸脱。中央分離帯のガードレールに衝突する事故が起きた。ガードレールがクルマを貫通する状態となり、4人が死傷している。

兵庫県警・宝塚署によると、現場は宝塚市小浜付近で片側2車線の直線区間。ワゴン車は第1車線から前走車を追い抜き、第2車線へ戻ろうとしたところで路外に逸脱。そのまま中央分離帯のガードレールに正面から突っ込んだ。

この事故でガードレールが車体を貫通する状態となって中破炎上。運転していた18歳の男性が全身強打でまもなく死亡。後部座席右側に着座していたとみられる18歳の女性が頭部強打で意識不明の重体。後部座席左側に同乗していた18歳の男性が肩を骨折する重傷。助手席に同乗していた18歳男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場では雨が降っていて路面が滑りやすい状態だった。警察ではハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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