「先を急いでいたから」とひき逃げ、女を逮捕

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3日午前9時5分ごろ、山形県天童市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた55歳の女性に対し、交差点を右折進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に25歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。

山形県警・天童署によると、現場は天童市寺津付近で片側1車線の直線区間。55歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差点を右折進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は手首などを骨折する重傷を負ったが、クルマは現場から逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として一斉手配を行った結果、山形市内の駐車場で衝突痕のある車両を発見。河北町内に在住し、このクルマを使用している25歳の女から事情を聞いたところ、容疑への関与を大筋で認めたことから自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「先を急いでいた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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