【MotoGP 第7戦カタルーニャ】Moto2に参戦中のルイス・サロムがフリー走行で事故死

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ルイス・サロム
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スペインのカタロニアサーキットで開催中の2016MotoGP第7戦カタルーニャGP。Moto2クラスのフリー走行中にクラッシュしたルイス・サロム(SAG Team)が搬送先の病院で亡くなった。

MotoGPの公式発表によると、初日のフリー走行2回目のセッション中にコース終盤のターン12で転倒。すぐに赤旗中断となり、現場にはレスキューチームが急行。すぐに応急処置が行われた。また救急車に加えてドクターヘリもコース上に着陸し、すぐにサロムを搬送できる状態に。結局ドクターの判断で救急車でカタルーニャ総合病院へ搬送。緊急手術など最善が尽くされたが、治療の甲斐なく現地時間の16時55分に死亡が確認された。

世界選手権で死亡事故が起きたのは2011年マレーシアGPのマルコ・シモンチェリ以来のこと。具体的な事故当時の状況などは、まだ公式な発表がない模様だ。

サロムは2009年のへレスで125ccクラスから世界選手権デビューを果たし、その後Moto3クラスになってからは25レースで表彰台に上り9勝をマーク。現在上位クラスで活躍するマーベリック・ビニャーレスやアレックス・リンスとチャンピオン争いを繰り広げられたこともあった。

2014年にMoto2クラスにステップアップし41戦を経験。開幕戦のカタールGPでは2位表彰台を獲得するなど、活躍を見せていた。

MotoGPの運営・プロモートに携わるFIM、Dorna、IRTA、RFME、そして舞台のカタロニア・サーキットは、亡くなったサロムの家族、友人、そしてチームに哀悼の意を表すると発表している。

《吉田 知弘》

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