英国のUKIPメディア&イベント社は6月1日、「パフォーマンスエンジン2016」を、フェラーリ『488 GTB』『488スパイダー』の3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンに授与すると発表した。
「エンジンオブザイヤー」は車の心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が18回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている車種のエンジンを対象に、世界およそ30か国63名のジャーナリストが投票する。その部門賞がパフォーマンスエンジンで、とくに力強さや回転フィールなどに重点を置いて、審査が行われる。
パフォーマンスエンジン2016の結果は以下の通り。
1:フェラーリの3.9リットルV8ターボ(311点)…488
2:フェラーリの6.3リットルV12(94 点)…F12tdf
3:ポルシェの4リットル水平対向6気筒(77点)…911GT3RS
4:メルセデスAMGの4.0リットルV8ターボ(73点)…AMG GTなど
5:BMWの1.5リットル直3ターボ+モーター(72点)…i8
6:ポルシェの3リットル水平対向6ターボ(58点)…911改良新型
フェラーリ488 GTBと488スパイダーの3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンが、同賞を初受賞。2位には、『F12tdf』の6.3リットルV12が入り、フェラーリエンジンに対する評価が高い。
なお、フェラーリが同賞を受賞したのは、3年連続4度目。フェラーリは、「ツインターボV8エンジンは、スペックは異なるものの、『カリフォルニアT』のパワートレインのエンジンでも使用」とコメントしている。