パスコなど、土木工事現場でドローンによる3次元データ構築サービスを提供

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ドローン(イメージ)
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パスコと西尾レントオールは、両社の保有する技術とノウハウを補完してドローン(無人航空機)による3次元計測技術を活用した土木工事現場の生産性向上を支援するサービス「i-Con測量サービス」を6月から開始する。

i-Con測量サービスは、土木工事における調査・計画段階から施工管理、検査に至るまでの全工程で、ドローンによる3次元データの収集、データ加工・処理、活用を支援する。

サービスでは、パスコは飛行機やヘリコプター、移動体計測車両などの各種測量機材の活用ノウハウを生かし、ドローンによる撮影計画の策定とデータ加工・処理技術を提供する。西尾レントオールは、建設・工事会社との営業ネットワークを生かし、ドローンレンタルと運航技術者を派遣する。両社は得意分野で補完しながら、土木工事現場の生産性向上に結びつくドローン活用を推進する。

今後は、サービスを通して得られる一連の膨大なデータの蓄積・管理方法を確立し、調査・計画・設計・施工・検査まで、3次元データを基盤情報とした「i-Construction」の実現に向けたトータルサービスの提供から、維持管理(メンテナンス)分野にも貢献できるサービスに拡大する予定。

《レスポンス編集部》

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