日本航空(JAL)は、4月の輸送実績を発表した。
それによると、コードシェア便も含めた国際線の旅客人数は前年同月比0.4%増の68万3466人と微増ながら前年を上回った。方面別では、韓国線が同7.4%減、中国線が同4.2%減と低迷、東南アジア線も同0.4%減と微減だったが、米大陸線が同10.2%増、欧州線が同7.8%増と好調で全体を押し上げた。
座席利用率は77.5%だった。東南アジア線が81.6%、韓国線が80.0%と好調だった。
国内線の旅客人数は同0.8%増の239万6536人と微増だった。羽田=伊丹線や羽田=札幌線、羽田=福岡線、羽田=那覇線などの幹線が低調だったが、ローカル線が順調だった。座席利用率は62.4%だった。
貨物郵便輸送実績は、国際線貨物が同4.7%減の2万4362トン、郵便が同17.9%増の3046トン、国内線貨物が同2.5%減の3万2990トン、郵便が同3.5%増の2709トンだった。