日曜発明ギャラリー(本社・静岡県焼津市)は「2016NEW環境展」に熱中症対策グッズを複数展示。その中の冷える帽子「クールビット」が大ヒットしているという。
「10年ほど前から冷える帽子の研究を始めてクールビットを発売したんですが、すでに販売数が累計で100万個を超えました」と小林豊博社長。
そのアイテム数も多く、水に浸して使うものから氷を入れるもの、帽子と一体になったもの、着脱できるもの、ヘルメットの下にかぶるものとさまざまで、約30種類もあるそうだ。「毎年、いろいろなものを出していったら、こんな増えてしまった」とのことだが、その評価は高く、埼玉県熊谷市が市内の全3歳児に配布したり、大手電気工事会社が7000人の社員に配ったほど。
「昨年はアイスポケットベスト、そして今年はアイシングタオルを出しました。熱中対策商品の需要は非常に強いので、来年以降も次々に新しいものを出していく予定です」と小林社長は話し、海外展開も視野に入れている。
価格は帽子が2000~3000円で、ベストが8000円。小林社長が発明したクールビットの快進撃は止まるところを知らないようだ。