ホンダジェット、欧州航空安全局の型式証明を取得

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欧州型式証明取得を祝う関係者たち
  • 欧州型式証明取得を祝う関係者たち
  • 欧州型式証明書を掲げるEASAスティーブン・ヒギンズ氏とHACI藤野社長

ホンダの航空機事業子会社ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、「ホンダジェット」が欧州航空安全局(EASA)の型式証明を取得したと発表した。

ホンダジェットは、2015年12月に米国連邦航空局(FAA)から米国の型式証明を取得し、すでに米国、メキシコと欧州で引き渡しを開始している。

EASAのパトリック・キーエグゼクティブディレクターは「今回の型式証明の取得は、ホンダジェットが欧州において最も厳しい安全基準を満たしていることを示すもの」と述べた。

ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体など、独自開発技術の採用により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能と室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。現在、北米、欧州、ブラジルの合計11拠点で販売している。

HACIの藤野道格社長は「欧州という非常に重要な市場で型式証明を取得し、ホンダジェットの納入を開始したことを非常にうれしく思う」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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