東洋ゴム工業は5月18日、免震ゴム性能偽装問題で、現取締役19名に466億7400万円を求める提訴請求書を個人株主から受け取ったことを明らかにした。
提訴請求書では、現在の取締役および2007年から2015年までの間に取締役だった者のうち合計19名に、免震積層ゴムの製造・出荷等に関して善管注意義務違反があると判断した場合は、これにより同社に生じた損害466億7400万円および遅延損害金の支払いを求める責任追及の訴えを提起するよう請求している。
同社では、提訴請求書の内容について調査した上で、対応を検討していく。