日本航空(JAL)は、山形の特産品「さくらんぼ」が出荷の最盛期を迎える6月10日から7月10日までの期間限定で、山形空港で航空貨物として取り扱うと発表した。
山形県は「さくらんぼ」の生産量日本一で、国内シェアは約7割。中でも山形空港が位置する東根市は「佐藤錦」発祥の地。
今回、JALが山形空港で航空貨物を運航することで、山形の特産品「さくらんぼ」を東京・大阪にいち早く輸送、従来以上に「さくらんぼ」の付加価値を高めるのに貢献する。
JALと山形県は、2014年度から羽田発着枠政策コンテストを活用した取り組みにより、羽田=山形線の利用者数を大幅に伸ばし、地域活性化を推進してきた。
今回の山形空港での航空貨物取り扱いでも、山形と連携しながら、地域特産品の6次産業化に向けた取り組みを支援する。
JALでは今後も航空輸送事業を通じて観光需要の創出、地域活性化に継続的に取り組んでいくとしている。