徒歩で道路横断の高齢女性がひき逃げされて重傷

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12日午後7時ごろ、長野県飯田市内の国道151号で、徒歩で道路を横断していた72歳の女性に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に51歳の男を逮捕している。

長野県警・飯田署によると、現場は飯田市鼎東鼎付近。72歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、右方向から交差進行してきた軽ワゴン車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、胸部骨折などの重傷を負った。クルマはそのまま逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や周辺に設置された防犯カメラ映像などから容疑車両を特定し、同市内に在住する51歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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