ドイツの高級車メーカー、アウディは、先月中国で開催された北京モーターショー16において、新型『A4L』を初公開した。
同車は、新型アウディ『A4』をベースにした中国専用のロングホイールベース車。アウディは2009年1月、中国専用車として、アウディA4にロングホイールベースのA4Lを初設定。以来、政府関係者の公用車や企業経営者の社用車として、支持されてきた。
今回、北京モーターショー16で初公開された新型A4Lは、全長が4810mm、ホイールベースが2910mm。先代A4Lに対して、40mm長くなり、後席乗員の快適性が、さらに引き上げられた。それでいて、車両重量は、先代比で最大110kg軽量化。
パワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力は190hpと252hpの2種類が設定された。トランスミッションは7速Sトロニック。駆動方式はFFが基本で、オプションで4WDのクワトロが選択できる。