警報機の作動後に踏切内へ進入した軽乗用車、列車と衝突

自動車 社会 社会

24日午前10時15分ごろ、福井県あわら市内にあるえちぜん鉄道三国芦原線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた67歳の男性が死亡している。

福井県警・あわら署によると、現場はあわら市中番(大関~本荘駅間)にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。軽乗用車はこれらが作動した後に踏切内へ進入。通過中の下り普通列車(福井発/三国港行き、1両編成)と衝突した。

衝突によってクルマは中破。運転していた同市内に在住する67歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。列車の乗客乗員16人にケガはなかった。

聴取に対して列車の運転士は「警報機が作動した後にクルマが踏切内へ進入してきた。非常ブレーキを使用したが、間に合わずに衝突した」などと話しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース