Q1では2010年王者#19 J-P.デ.オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)が17位、昨年のチャンピオン#1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)が15位で脱落。そしてQ2では最強トムス・コンビまでもが姿を消す。12&14年王者#37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)が14位、11年王者#36 A.ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)が9位だった(Q1のオリベイラとQ2の一貴は赤旗の原因にもなっている)。
予選2位には#2 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)がつけ、フロントロウはホンダとトヨタが分け合った。ポールが獲れず、「すごく悔しい」という国本だが、逆転で悲願のシリーズ戦初優勝を目指す。そして2列目には注目新人ふたり。名門インパルのシートを得た#20 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)、そしてF1で一足先にデビューを飾ってきた#41 S.バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)である。どんなスタートシーンになるのか、今から楽しみな上位の顔ぶれだ。
予選5位はバンドーンの僚友#40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)、6~7位には復活気配の実力者たち、#34 小暮卓史(DRAGO CORSE/ホンダ)と#10 塚越広大(REAL RACING/ホンダ)。さらに参戦2年目の#8 小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS/トヨタ)が8位からの逆襲を期す。