トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、「クラシックカー・フェスティバル」を5月29日、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催する。
当日は、1986年以前の日米欧クラシックカーによる恒例の公道パレードを実施する。今回は、近年のクラシックカー人気の高まりに応え、一般参加車両を100台から約150台へ拡大。開始以来最多の台数となる。また、昨年拡大した大芝生広場をイベント会場として使用し、会場の様子を実況するClassic Car Studio(CCS)の新コンテンツ「エンジンサウンドパフォーマンス」も実施する。
あわせて、同会場において「1920~30年代 飛躍的に発展した欧米車と緒についた日本車」と題した企画展示を実施する。1920~30年代は、欧米で技術が成熟し静粛性に優れた豪華な車が走る一方、日本でようやく自動車産業が興った時代。その時代を象徴する「パッカード ツインシックス(1920・米)」「ホルヒ 853(1937・独)」「トヨダAA型乗用車レプリカ(1936・日)」など、同館収蔵のクラシックカー5台を展示し、Classic Car Circuit(CCC)では走行披露もする。
入場は無料。