デンソー、車載用電子システムのソフト開発強化に向け合弁会社設立

自動車 ビジネス 企業動向
デンソー 本社(参考画像)
  • デンソー 本社(参考画像)

デンソー、イーソル、NEC通信システムの3社は4月21日、車載用電子システムの基本ソフトウェア(BSW)および関連ツールの開発を行う合弁会社「オーバス」を設立すると発表した。

自動運転の技術開発が進む中、カメラやセンサー類とそれらを制御するECU(電子制御ユニット)間の情報量が飛躍的に増大し、高速通信やマルチコアマイコンへの対応、サイバーセキュリティへの対応が求められている。

今回、車載用電子システムを開発するデンソーと、車載分野で実績が豊富な組込みソフトウェアの開発を行うイーソル社、ネットワークシステムや組込みシステムに関する大規模ソフトウェアを開発するNEC通信システム社の3社で合弁会社を設立し、車載用電子システムの基本ソフトウェアを開発、販売する体制を整える。

新会社の資本金は1億円で、出資比率はデンソー51%、イーソル35%、NEC通信システム14%。デンソー電子基盤技術統括部長の泉彰司氏が社長に就任する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集