単独事故で逃走、現場に落ちたバンパーから容疑者逮捕

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10日午後1時30分ごろ、京都府亀岡市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道内に設置された街路樹に衝突する事故が起きた。人的被害は無かったが、クルマは逃走。警察は後に68歳の男を飲酒運転容疑で逮捕している。

京都府警・亀岡署によると、現場は亀岡市南つつじケ丘桜台付近で片側1車線の直線区間。乗用車は走行中に道路左側の路外に逸脱して歩道に乗り上げ、歩道内に設置されていた街路樹に衝突した。

事故による人的な被害は無かったが、クルマはそのまま逃走。近くにナンバープレートが付いた状態の前部バンパーが脱落しており、警察では当て逃げ事件として捜査を開始。クルマを所有する同市内に在住する68歳の男から事情を聞いたところ、男は飲酒運転の発覚を恐れて逃走したことを大筋で認めたことから、道路交通法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で逮捕している。

男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、聴取に対しては「自宅で焼酎を飲んだ」などと供述しているようだ。警察では飲酒量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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