オンラインパーキング「トメレタ」を運営するシェアリングサービスは、Jリーグ湘南ベルマーレと提携し、4月16日より公式戦当日にShonan BMW スタジアム平塚(平塚競技場)周辺で発生する違法駐車防止・交通渋滞緩和に共同で取り組んでいくと発表した。
「トメレタ」は、個人宅、企業や公共施設が空きスペースを1日貸し駐車場として、貸し出すことができるイノベーションサービス。駐車場開始にあたって、土地オーナーは一切の設備投資が不要で、駐車場が利用される度に利用料金として報酬が支払われる。一方、利用者は、事前にPCやスマートフォンで駐車場の検索・予約ができ、駐車場料金をオンラインで決済できる。
平塚競技場の周辺道路は、公式戦当日となると各地から車を利用して試合観戦に来たファンで交通量が増大。さらに、違法駐車や駐車場待ち、駐車場探しの低速運転により交通渋滞が発生するケースも出ているという。
湘南ベルマーレでは、ホームページで競技場のある総合公園内の駐車場の利用を案内しているが、台数に限りがあるため、オフィシャルクラブパートナーの相模石油が運営するダイレクトパークをはじめとするJR平塚駅周辺の駐車場の利用も促していた。
今回、シェアリングサービスと提携したことで、今後は「トメレタ」の仕組みを利用し、地域住宅や遊休地を活用した駐車場開拓を推進。競技場周辺道路の違法駐車防止や駐車場待ちによる交通渋滞緩和に向けた取り組みを進めていく。なお随時増えていく「トメレタ駐車場」については、トメレタホームページで紹介するほか、湘南ベルマーレの公式ページからも誘導を図っていく。