三菱航空機、MRJの最終組立工場が完成

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MRJの最終組立工場
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  • 南アルプスを背景に試験飛行するMRJ

三菱航空機は、昨年1月に着工した「MRJ」(三菱リージョナルジェット)最終組立工場が完成したと発表した。

新工場の延床面積約4万4000平方m。建屋内では主に胴体結合、翼胴結合、尾翼結合を行う「構造組立ライン」と、エンジンや客室内装も含めた艤装作業を行う「艤装ライン」で構成する。

MRJの生産能力は月産10機。

同社では今後、生産設備などを搬入して量産準備を整え、今秋にはMRJ量産機の組み立てを開始する予定。

また、工場内を見学できる施設の準備も進める。

同社では新工場で「世界一流の航空機の生産を目指すとともに、開かれた工場として地域住民に愛される工場とする」としている。

《レスポンス編集部》

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