【ルマン24時間 2016】F.C.C. TSR Honda 3位の表彰台に立つ

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F.C.C. TSR Honda ルマン24時間耐久
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“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8耐がシリーズ第2戦に組み込まれる世界耐久選手権シリーズが、4月9~10日、フランスのルマン24時間で開幕した。ここに日本チームF.C.C. TSR Hondaが初参戦し、予選13番手から決勝では見事に3位の表彰台に立った。

ライダーは、今年の全日本JSB1000クラスに同チームから参戦する渡辺一馬、アラン・テシェ、ダミアン・カドリンの3人で、マシンはホンダ『CBR1000RR ルマン仕様』。優勝したSRCカワサキとは16周差、2位のTeam April Moto Motors Eventsとは1周差の3位だが、初めての挑戦で24時間を走りきり、しかも3位に入るところはさすが名門F.C.C. TSR Hondaと言える。

レースを終えて、渡辺一馬は「初参戦で3位表彰台に上れるとは順調すぎましたが、そもそもそれを目指して進んでいたプロジェクトなので、非常に嬉しく思います。ルマンのブガッティサーキットは、初めてのコースでしたし、国内から始まったテストも雨が多く、本当にドライで走れたのは数えるほどしかありませんでした。そんな不安もかかえる中で、やはりチームとチームメイトに恵まれたことは、自分にとって大きかったです。数多くのスポンサーの皆様、応援して下さる皆様、すべての方々に感謝を伝えたいです。全日本はもちろん、鈴鹿8耐などのレースにこの経験を活かして精一杯臨んでいきます」

そして藤井正和チーム総監督は「ルマンへの参戦を決めてから、ここまでの早かったこと…。思うようにモノは出来ないし、物事は進まないし、大変の一言で片付けられるものじゃなかったね。しかし、フランスに来て、日の丸を上げることができて、みんなへの約束を守れたし、一緒にやってくれたすべての人々に改めて感謝したいと思います。今後は世界耐久選手権というカテゴリーが我々のテーマにもなっていくかもしれない。鈴鹿8耐はもともとその1戦だし、そこで我々はすでに一番になっているんです。今回は頂点には立てなかったけど、鈴鹿8耐で4年振りのリベンジを果たして、再び世界一になってみせます。もちろん、我々は日本代表のつもりで今後も挑戦を続けて行きますので、皆さんも是非一緒に参加してください。ありがとうございました」

この好結果を引っ提げて、F.C.C. TSR Hondaは全日本JSB1000そして“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8耐に挑む。

《佐久間光政》

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