【F1】混乱の予選フォーマット、中国GPから前年の形に…FIAが表明

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
中国GPから従来の予選フォーマットに変更
  • 中国GPから従来の予選フォーマットに変更
  • 中国GPから従来の予選フォーマットに変更
  • 中国GPから従来の予選フォーマットに変更
  • 中国GPから従来の予選フォーマットに変更
  • 中国GPから従来の予選フォーマットに変更

開幕戦から混乱が続いていた2016年のF1新予選フォーマット。全チームの要請を受け、次回の中国GPから前年のフォーマットに戻すことを国際自動車連盟(FIA)が表明した。

F1では2006年からノックアウト方式の予選が導入されていたが、それに加えて今年は各ラウンド内で一定時間ごとに最下位のマシンが1台ずつ脱落していくものに変更となった。最終的には2台のマシンによってポールポジションが争われる仕組みとして注目が集まったが、実際には最下位になってノックアウトされることを嫌って残り5分あたりからタイムアタックを開始。チェッカーまで2分以上残っているにも関わらず全車がアタックを終えてしまうなど、批判の声も上がっていた。

当初はオーストラリアGP終了後に変更される予定だったが、結局バーレーンGPも新方式で実施。チーム側からの強い要望にFIA会長のジャントッドとF1最高責任者のバーニー・エクレストンが了承する形となった。

なお世界モータースポーツ評議会での承認を経て、ルール変更が正式決定となり、そこで各ラウンドでのノックアウト台数など従来方式での調整点なども明らかになる見込みだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集