プジョー・シトロエン・ジャポンは4月6日、2016年全日本ラリー選手権にプジョー『208 R2』を初投入し、モータースポーツ活動を積極的に展開していくと発表した。
昨年、全日本ラリー選手権に参戦を開始した「208GTi」は、第2戦でクラス優勝を果たすなど、高いスポーツ性を示した。今年は、FIA(国際自動車連盟)公認のラリー専用車「208 R2」で日本のラリーシーンに初投入。シリーズタイトル獲得を目指す。
208 R2は、プジョーのモータースポーツ部門であるプジョー・スポールが製作するラリー専用車。208 GTiよりもさらに高い戦闘力を備え、欧州を中心に世界各国のラリーで活躍している。
今シーズンは208 R2の参戦に際し、プジョー・スポールの全面的な協力を得て本格的なラリー活動を支援するとともに、ブランドのもつモータースポーツのイメージをさらに高めるプロモーション活動を実施。一部のラリー会場ではPRブースを設置し、応援フラッグやオリジナルステッカーの配布などを展開する。
2016年全日本ラリー選手権は4月8日に佐賀県唐津市で開幕し、11月まで全9戦が日本各地で行われる。プジョーは208 R2を全戦で支援し、クラス総合優勝を目指していく。