多摩動物公園のライオンバス、運行休止前に車両を公開[写真蔵]

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運行休止を前に、2日間限定でライオンバスの車両公開も実施された。
  • 運行休止を前に、2日間限定でライオンバスの車両公開も実施された。
  • シマウマを模した白黒のセブラカラーが特徴。現在の車両は5世代目だが、ゼブラカラーは2世代目から使われている。
  • 「バス」ではあるが、車体はトラックを改造したもの。いすゞ「フォワード」のCNG車がベース。
  • トラックベースなので、エンジンはフロント部に搭載されている。
  • ライオンの迫力ある姿を堪能できるよう、一般のバスよりも大きな窓が特徴。乗降ドアは車体右側だけにある。
  • 厚さ8mmの強化ガラスを2枚貼り合わせてある。ライオンが突進しても割れない強度が自慢。
  • 窓枠のフックに馬肉を引っ掛けた状態で運行する。ライオンはこの馬肉を目当てに寄ってくる仕掛け。
  • ライオンの放飼場は傾斜も多く、リア部はこれに対処している。

多摩動物公園(東京都日野市)は、1964年から約50年間に渡って親しまれてきた「ライオンバス」の運行を3月31日で休止した。運行開始時から使用している発着場の耐震化工事に伴うもので、再開は2019年ごろを予定している。

運行休止に先立ち、3月22日と24日には、ライオンバスに使用している車両の公開が行われた。現在の車両は5世代目にあたるもので、「バス」ではあるが、トラックの車体を改造したものとなる。

普段は車体に近寄った状態で眺めることはできないので貴重な機会となった。

《石田真一》

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