【SUPER GT】迫る開幕…岡山戦の最新エントリーリストと「参加条件」公開

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今季、GT500のNSXは非ハイブリッドとなった。
  • 今季、GT500のNSXは非ハイブリッドとなった。
  • 両クラスに参戦中のレクサスRC F(右がGT500クラス、左がGT300クラス)。
  • 岡山テストでのスタートシミュレーションの模様(GT500)。
  • 岡山テストでのスタートシミュレーションの模様(GT300)。
  • GT500の日産陣営。
  • GT300の注目ニューカー、ウラカン。
  • こちらも注目のGT300ニューカー、新型アウディR8 LMS。
  • 多くの陣営が、3月に岡山と富士で公式テストを消化している。
「AUTOBACS SUPER GTシリーズ」の運営団体GTAは29日、開幕戦岡山の最新エントリーリストを公開した。GT500が15台、GT300が30台の計45台。あわせて、各車の性能を均衡させる「参加条件」(いわゆる性能調整)についても開幕戦の適用条件が28日付書面で公開されている。

■GT500クラス エントリーリスト
 左から車番/車名/ドライバー/チーム名/タイヤ
(MI=ミシュラン、BS=ブリヂストン、YH=ヨコハマ、DL=ダンロップ)
<日産>
#1 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生&ロニー・クインタレッリ)NISMO/MI
#12 カルソニック IMPUL GT-R(安田 裕信&ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)TEAM IMPUL/BS
#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木 大樹&柳田 真孝)KONDO RACING/YH
#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲&千代 勝正)MOLA/MI
<レクサス>
#6 WAKO'S 4CR RC F(大嶋 和也&アンドレア・カルダレッリ)LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S/BS
#19 WedsSport ADVAN RC F(関口 雄飛&国本 雄資)LEXUS TEAM WedsSport BANDOH/YH
#36 au TOM'S RC F(伊藤 大輔&ニック・キャシディ)LEXUS TEAM TOM’S/BS
#37 KeePer TOM'S RC F(ジェームス・ロシター&平川 亮)LEXUS TEAM TOM’S/BS
#38 ZENT CERUMO RC F(立川 祐路&石浦 宏明)LEXUS TEAM ZENT CERUMO/BS
#39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン&平手 晃平)LEXUS TEAM SARD/BS
<ホンダ>
#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦 孝亮&野尻 智紀)AUTOBACS RACING TEAM AGURI/BS
#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤 英紀&オリバー・ターベイ)Drago Modulo Honda Racing/BS
#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越 広大&小暮 卓史)KEIHIN REAL RACING/BS
#64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋 大祐&ベルトラン・バゲット)NAKAJIMA RACING/DL
#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本 尚貴&伊沢 拓也)TEAM KUNIMITSU/BS

GT500クラスに関しては、既に2月中に日産、レクサス、ホンダの各陣営が確定陣容を発表済みであり、今回のエントリーリストに目新しい記載はない。ただ、参加条件の発表によって、今季から非ハイブリッドとなったNSXの最低車重(競技車両最低重量)が正式に決定している。

日産GT-R、レクサスRC Fが最低車重1020kgであるのに対し、ハイブリッド&ミッドシップのホンダNSXはこれまで最低車重1077kg(ハイブリッドシステム重量は70kg)となっていた(14年のデビュー当初は最低車重1090kg)。今季のNSXはハイブリッドを搭載しない。ただ、ミッドシップであることは変わらないため、GT-RやRC Fより最低車重を(ミッドシップ相当分は)重くされ続ける理屈にはなるわけで、今回明示されたNSXの最低車重は1049kgだった。

今季、基本的なGT500の(GT-RとRC Fの)最低車重規定は変化していないはずなので、NSXの他車に対する単純な増量幅は57kgから29kgへとほぼ半減したかたちになる。もちろん、参加条件というのは全車互角を目指して施される処置であり、ミッドシップの利点を29kg増で打ち消す、という判断だ。ただ、それが妥当であったとしても、やはり変化は変化であり、変化は別の変化を呼ぶこともある。勢力図にどんな影響をもたらすのか、興味深いところだ。

一方、自動車メーカーが直轄する活動であるGT500と違い、基本的にはチーム単位での活動になるGT300クラスは、1カ月前の時点ではまだ「TBN」(後日決定)もリストの各項目に残っていたが、開幕を約十日後に控え、ついに詳細な陣容が出揃った(シーズン中も継続的な“出入り”は予想されるが)。

■GT300クラス エントリーリスト
 左から車番/車名/ドライバー/チーム名/タイヤ
#0 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート&富田 竜一郎) GAINER/DL
#2 シンティアム・アップル・ロータス(高橋 一穂&加藤 寛規) Cars Tokai Dream28/YH
#3 B-MAX NDDP GT-R(星野 一樹&ヤン・マーデンボロー) NDDP RACING/YH
#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口 信輝&片岡 龍也) GOODSMILE RACIN & TeamUKYO/YH
#5 マッハ車検 MC86(玉中 哲二&山下潤一郎) TEAM MACH/YH
#7 Studie BMW M6(ヨルグ・ミューラー&荒 聖治) BMW Team Studie/YH
#9 GULF NAC PORSCHE 911(阪口 良平&吉田 広樹) Gulf Racing with PACIFIC/YH
#11 GAINER TANAX AMG GT3(平中 克幸&ビヨン・ビルドハイム) GAINER/DL
#18 UPGARAGE BANDOH 86(中山 友貴&山田 真之亮) TEAM UPGARAGE with BANDOH/YH
#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン&藤井 誠暢) Audi Team Hitotsuyama/DL
#22 アールキューズ SLS AMG GT3(和田 久&城内 政樹) R’Qs MOTOR SPORTS/YH
#25 VivaC 86 MC(土屋 武士&松井 孝允) VivaC team TSUCHIYA/YH
#26 Audi R8 LMS(密山 祥吾&元嶋 佑弥) Team TAISAN SARD/YH
#30 TOYOTA PRIUS apr GT(永井 宏明&佐々木 孝太) apr/YH
#31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨 宏紀&中山 雄一) apr/BS
#33 Excellence Porsche(山野直也&ヨルグ・ベルグマイスター) Excellence Porsche Team KTR/YH
#48 DIJON Racing GT-R(高森 博士&田中 勝輝) DIJON Racing/YH
#50 ODYSSEY SLS(安岡 秀徒&久保 凜太郎) Arnage Racing/YH
#51 JMS LMcorsa 488 GT3(都筑 晶裕&新田 守男) LM corsa/YH
#55 ARTA BMW M6 GT3(高木 真一&小林 崇志) AUTOBACS RACING TEAM AGURI/BS
#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田 章&吉本 大樹) LM corsa/YH
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口 卓人&山内 英輝) R&D SPORT/DL
#63 DIRECTION 108 HURACAN(エイドリアン・ザウグ&横溝 直輝) LAMBORGHINI Team DIRECTION/YH
#65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤 治樹&蒲生 尚弥) K2 R&D LEON RACING/YH
#86 braille Audi R8 LMS(加藤 正将&ピエール・カッファー) Audi Team Braille/YH
#87 triple a ランボルギーニ GT3(細川 慎弥&佐藤 公哉) JLOC/YH
#88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸 学&平峰 一貴) JLOC/YH
#108 DIRECTION 108 HURACAN(峰尾 恭輔&ケイ・コッツォリーノ)LAMBORGHINI Team DIRECTION Shift/YH
#111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT(植田 正幸&鶴田 和弥) Rn-sports/YH
#360 RUNUP Group&DOES GT-R(柴田 優作&田中 篤) TOMEI SPORTS/YH

今季のGT300はFIA-GT3規定のニューカーが多い。参加条件(車重、車高、吸気リストリクター径など)も発表されているが、性能均衡化は例年以上に難しいものとなるだろう。それもあってか、該当車両については「車両性能調整は暫定とする」との一文も付記されている。

期待高まるSUPER GT開幕戦は、今年も岡山国際サーキットが舞台。4月9日に予選、10日に決勝300kmレースという日程での開催となる。
《遠藤俊幸》

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