インドアトライアル(Xトライアル)世界選手権最終戦決勝が3月25日、仏マルセイユで開催され、トニー・ボウ(ホンダ)が前人未到のインドア世界選手権10連覇を達成した。
最終戦で2位以上を獲得すればタイトルが決定するボウは、第1セクション、藤波貴久(ホンダ)が2点、アダム・ラガ(TRS)が3点、アルベルト・カベスタニー(シェルコ)が1点と減点する中、ボウはクリーン。これがボウの勢いを加速させ、流れを決定づけた。
王者ボウは、5つのセクションをすべてクリーンし、見事優勝。2007年から10連覇という偉業を達成した。
■Xトライアル世界選手権 最終戦
1位:トニー・ボウ(ホンダ)
2位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
3位:アダム・ラガ(TRS)
4位:藤波貴久(ホンダ)
5位:ジェロニ・ファハルド(ヴァーティゴ)
6位:アレキサンドレ・フェレール(シェルコ)
■ポイントランキング
1位:トニー・ボウ(ホンダ)75P
2位:アダム・ラガ(TRS)59P
3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)54P
4位:ジェロニ・ファハルド(ヴァーティゴ)33P
5位:藤波貴久(ホンダ)27P
6位:アレキサンドレ・フェレール(シェルコ)13P