【スバルファンミーティング】水平対向エンジンと歓声、栃木佐野の静かなオーバルに響く…1日限定熱狂フェス

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スバルドライビングアカデミートレーニング車(WRX STIやBRZなど)による高速周回路体験(栃木県佐野市、スバル研究実験センター)
  • スバルドライビングアカデミートレーニング車(WRX STIやBRZなど)による高速周回路体験(栃木県佐野市、スバル研究実験センター)
  • スバルドライビングアカデミートレーニング車(WRX STIやBRZなど)による高速周回路体験(栃木県佐野市、スバル研究実験センター)
  • 2500人が駆けつけたスバルファンミーティング(3月27日、栃木県佐野市・スバル研究実験センター)
  • 同社初の公式ファンミーティングが開催されたスバル研究実験センター(栃木県佐野市)
  • 地元グルメや物産品も販売された(3月27日、スバルファンミーティング、栃木県佐野市・スバル研究実験センター)
  • スバルBRZ開発責任者・乾保氏とモータージャーナリスト・河口まなぶ氏によるトークセッションも行われた(3月27日、スバルファンミーティング、栃木県佐野市・スバル研究実験センター)
  • スバルドライビングアカデミートレーニング車(WRX STIやBRZなど)による高速周回路体験(栃木県佐野市、スバル研究実験センター)
  • スバルドライビングアカデミートレーニング車(WRX STIやBRZなど)による高速周回路体験(栃木県佐野市、スバル研究実験センター)

栃木県佐野市のスバル研究実験センターで3月27日、同社初の公式ファンミーティングが開催され、1000台のスバル車、2500人のスバリストらが“高速周回路200km/h超え体験”や開発陣・技術者たちとの交流、歴代WRCカー展示、地元B級グルメなどを楽しんだ(写真36枚)。

スバル初の大規模ファン祭の会場に選ばれた地は、群馬県太田市スバル町の群馬製作所から20km北東にある栃木県佐野市のテストコース拠点。1989年に開設されたこの地には1周4.3km、幅12m、3車線の高速周回路のほか、ダートコース、旋回試験場、水濠路、低ミュー路、登板路、塩害試験路ウェット旋回路などの評価路などがあり、230人のスタッフが常駐している。

午前中は、会場最寄の東北道佐野SAや北関東道佐野田沼ICがスバル車で埋まり、来場者たちは、普段立ち入ることができないテストコースを自由に歩きながら、ステージ、買い物、グルメ、展示と回遊。倍率3倍以上の抽選で選ばれた20代の男性スバリスト(埼玉県)は、「いま乗っているBRZの高速周回が目当て。めっちゃ緊張する」といって列に並んでいた。

高速周回路では、スバルドライビングアカデミートレーニング車カラーの『WRX STI』や『BRZ』などが外側車線を200km/h超えで駆け抜け、内側車線をテストコース見学ツアーの大型バスがゆっくりと走っていた。

また、スバルの展示車両も新旧いろいろ。レガシィRS(1990-1993年)やインプレッサ555(1993-1996年)、インプレッサWRC98(1998年)、インプレッサWRC2006(2006-2007年)、インプレッサWRC2008(2008年)、スバルWRX STI NBR CHALLENG 2013(2013年)といった、WRCをはじめとする世界の舞台で活躍した競技車両にも注目が集まっていた。

いっぽう、気鋭モータージャーナリストとスバル開発陣との“直球トーク”にも花が咲いた。会場では、岡崎五郎氏や藤島知子氏によるテレビ公開収録がおこなわれたほか、河口まなぶ氏とBRZ開発責任者・乾保氏とのトークセッションには多くのファンが集結。地元アイドル「SANOブランドール」たちも花を添え、午前中の吉永代表取締役社長によるオープニングから夕暮れのパレードランまで、佐野の静かな丘の上のオーバルコースにスバリストの歓声と水平対向エンジンのサウンドが鳴り止むことなく続いた。

《レスポンス編集部》

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