【バンコクモーターショー16】 トランスフォーマー が第2世代に進化…タイルーンの独自SUV

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タイルーン トランスフォーマーII(バンコクモーターショー16)
  • タイルーン トランスフォーマーII(バンコクモーターショー16)
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  • タイルーン トランスフォーマーII(バンコクモーターショー16)
  • トランスフォーマーII。バンパー両端が大きく持ち上げられているのは、走破性を高めるため
  • トランスフォーマーII。インパネはハイラックス・エヴォのものを流用
  • タイルーン トランスフォーマーII(バンコクモーターショー16)
  • タイルーン トランスフォーマーII(バンコクモーターショー16)
  • トランスフォーマーII。こちらは軍用スペックに近い仕様
タイルーンはバンコクモーターショー16に、SUV『トランスフォーマー』の進化形となる『トランスフォーマーII』を展示した。トランスフォーマーはタイ陸軍向けに開発した汎用車両『MUV4』を一般市場向けに改良したもので、そのアップデート版がトランスフォーマーIIとなる。

タイルーンはトヨタやいすゞをはじめとした複数メーカーのピックアップトラックを受託生産しているほか、これらの車種のシャシーに独自開発のボディを架装するビジネスも展開。そして自主ブランド商品としてトランスフォーマーを発売していた。

トランスフォーマー はトヨタ『ハイラックス・ヴィーゴ』をベースに開発され、シャシーやエンジン、インパネといった基幹部品を流用している。ベース車両がフルモデルチェンジされて『ハイラックス・レヴォ』となったことに合わせて、トランスフォーマーもアップデートしたというわけだ。

第2世代となってもボディの基本的なデザインは継承されているが、ディテールには大幅な変更が加えられた。またよく見れば細部の作り込みがいっそう丁寧になり、品質も大幅にアップしていることがわかる。これは軍だけでなく、警察や消防をはじめとした官公庁や公的機関でも使うという目的があるためだ。

またトランスフォーマーIIが開発された背景には、自国の自動車産業や部品開発能力をさらにレベルアップさせると同時に、タイの存在感を高めたいという政府の思惑も働いている。国家機関で使用する車両を国産ブランドにするというだけでなく、近隣諸国への輸出も計画されているという。

このため開発段階では国立金属素材技術センターの協力を得て構造解析やシミュレーションをおこなったり、NVHの改善が図られている。またスタイリング面ではイギリスのデザイン会社SHADOのサポートでまとめられた。

トランスフォーマーIIのボディはノーマルルーフのほか、多用途性を高めるハイルーフもある。また乗車定員は2列座席の5人から兵員輸送仕様の11人まで。エンジンや駆動系はハイラックス・レヴォに準じる。エンジンは排気量2.4リットルと2.8リットルのターボディーゼル、駆動方式はFRと4WDだ。

ちなみに、5人乗り仕様は「アイアンマン」のカラーリングで展示されたが、これはユニークで革新的な「力強さ」の表現をするために採用したものだとか。このカラーリングはエクステリアだけでなく、シート表皮やドアパネルにも採用されている。
《古庄 速人》

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