メルセデス、ブラジル新工場の開所式…Cクラス 生産開始

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メルセデスベンツのブラジル新工場の開所式と生産が開始されたCクラスセダン
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ドイツの高級車、メルセデスベンツは3月23日、ブラジルにおいて、乗用車の新工場の開所式を行った。

メルセデスベンツは新工場の建設に、およそ6億レアルを投資。完成した新工場では、メルセデスベンツ乗用車ブランドのまずは『Cクラスセダン』の生産を開始した。また同工場では、2016年の夏から、SUVの『GLA』を組み立てる予定。当初の年産台数は、最大で2万台を計画する。

ブラジル新工場の建設は、メルセデスベンツの2020年に向けた中期経営戦略の一環。ブラジルで生産したCクラスセダンとGLAは、成長著しいブラジルや南米各国で販売される。

また、新工場は、およそ600名の新規雇用を創出。サプライヤーまで含めた間接雇用は、さらに膨らむ。

新工場の開所式において、ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車の生産担当、マルクス・シェーファー取締役は、「現地生産によって、世界での競争力を強化。ブラジルの顧客にとって、より近い存在になるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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