【SUPER GT 富士テスト】初日…GT500はブリヂストン&レクサスの上位占拠傾向が富士でも続く

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#38 RC F(GT500クラス)
  • #38 RC F(GT500クラス)
  • #12 GT-R(GT500クラス)
  • #37 RC F(GT500クラス)
  • #39 RC F(GT500クラス)
  • #36 RC F(GT500クラス)
  • #6 RC F(GT500クラス)
  • #1 GT-R(GT500クラス)
  • #17 NSX(GT500クラス)
SUPER GTの富士公式テストが26日から2日間の日程で始まった。前週の岡山公式テストに続き、富士スピードウェイでも初日はタイヤ的にはブリヂストン、マシン的にはレクサスRC FがGT500クラスの上位タイムを占拠する状況が続いている。

朝は路面に湿りが残る状態で始まったこの日だが、空模様は曇りと晴れの比率が次第に晴れ寄りになっていく推移。午前途中以降は完全ドライといえる富士テスト初日だった。参加はGT500クラスが15台、GT300クラスは24台(不出走車両もあり)。

GT500は午前、午後ともレクサスRC F勢を中心とするブリヂストン(BS)タイヤを履くマシンたちがベストタイム順位の上位を占めた。テストだけに各陣営のメニューや狙いが同じとはいえず、単純比較はできないところもあるが、コース特性が異なる岡山国際サーキットでの前回公式テスト(19~20日)から似た傾向が続いているのは事実。直線が長い富士でも午前は6位まで、午後は7位までをBS勢が占めた。

総合のベストタイムは、午後に#38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路&石浦宏明)がマークした1分27秒936。最後のGT500専有走行時間帯に、他のBS勢が複数、これに0.1秒以内と迫るタイムを出しはしたが、GT300との混走時間帯のうちに#38 RC Fが記録したタイムがそのまま総合トップとして残っている。

#38 立川祐路のコメント
「今日はいろいろなセットを試すことができました。それも大きく変えてみたりして何パターンも試せて、クルマの傾向だとか、何をどうしたら(クルマの状況が)良くなるのか? わるくなるのか? そのコツがつかめたような気がします。タイムは、テストだからね(気にしていない)。でも、いい感じでシーズンに入っていける、そんな手応えがありました。

岡山の公式テストの前にもてぎでテストをしていて、その時は速かった。でも、前回の岡山(公式テスト)ではクルマの状況が良くなくてタイム的にもダメでした。でも今日は、岡山で不調だった原因も分かったような気がして、タイム云々よりも収穫が多いテストになりましたね。

このクルマ(RC F)になってから(14年以降)、レクサスのホームコース富士で勝てていないので、まずは開幕戦(岡山)でいい流れをつくり、ゴールデンウィークの富士(第2戦)では絶対に勝ちたい。そこで勝てれば結果(自身3年ぶりのタイトル奪回)も見えてくると思います」。

午前のトップは日産唯一のBS装着車である#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ・オリベイラ)で1分28秒244(午後はトップと0.002秒差の1分27秒938だった)。BS上位独占のなかでも、午前は#12がトップで#38が2番手、午後はその逆で#38がトップ、#12が2番手だった。

3~4番手も午前と午後で同じ2車による入れかわりで、その2車は#39 DENSO KOBELCO SARD RC F(H.コバライネン&平手晃平)と#37 KeePer TOM'S RC F(J.ロシター&平川亮)。午後の5番手にはBS装着のホンダ勢、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大&小暮卓史)がつけている。BS以外のタイヤでのトップタイムは、午前(7位)、午後(8位)とも#1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/ミシュラン=MI)だった。

GT300クラスは午前、午後とも#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&J.マーデンボロー/ヨコハマ=YH)がトップタイム。午後の1分36秒151がこの日の最速で、これは後続をコンマ8秒以上離すタイムとなっている。2番時計は新車ウラカンの#88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学&平峰一貴&青木孝行/YH)が午後に出した1分36秒978で、36秒台はこの2台だけだった。

#88 ウラカンを含め、午前、午後ともGT300クラスのタイム上位には新型FIA-GT3規定マシンの姿が目立った。一概にはいえないが、準備が整いつつある、ということかもしれない。BMW M6 GT3の2台、#55 ARTA M6 GT3(高木真一&小林崇志/BS)が午前2位&午後4位、#7 Studie BMW M6(J.ミューラー&荒聖治/YH)は午前4位&午後3位。メルセデスAMG GT3勢も上位で、ウラカン勢では#88の僚機#87 triple a ランボルギーニ GT3(細川慎弥&佐藤公哉&P.カッファー/YH)が午前、午後とも6位だった。

富士公式テストは明日(27日)まで。2週後の岡山開幕戦に向け、明日が最後の全体手合わせ機会となる。
《遠藤俊幸》

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