ホンダと日立、アルコール検知器の試作品公開…3分の1の小型化にも挑戦へ

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ポータブル呼気アルコール検知器の開発に関する発表会
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  • 本田技術研究所 四輪R&Dセンター 金圭勇 研究員
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  • 日立製作所 研究開発グループ基礎研究センタ 山田益義 主任研究員
ホンダと日立製作所は3月24日、共同開発した手のひらサイズの呼気アルコール検知器の試作機を報道陣に公開した。検知器に直接息を吹きかけると3秒以内に酒気帯び状態の有無を検知、その結果を車内ディスプレイに表示する機能も備えているという。

開発に携わった本田技術研究所四輪R&Dセンターの金圭勇研究員は「米国で行われている飲酒運転を防止するアルコールインターロック技術開発プロジェクトに参画していく中で、日立の呼気検出の技術論文に着目し、ホンダから共同開発の話を持ちかけた」と開発の経緯を振り返る。

しかし「もともとの(日立の)システムは駆動電力が高くて、とても持ち出せるものではなかった」と明かす。そこで「ファンとチャンバーを入れるとキーレスにならないとか、呼気が吐きやすいセンサーの配置など、細かくお願いする一方で、医学的な実証をするために被験者を募って医療機関に分析してもらうなど、プロジェクトを引っ張った」ことで試作にこぎつけたという。

ただ「市販化に向けては解決すべき様々な課題はある」と金氏は指摘した上で、「今後は、実際に車に乗せた形での運用面を詰めていかなければならない。センサー技術そのものは日立にお任せするが、実際にお客様が使う上での耐久性、信頼性などの技術面はホンダが主導となって、共同開発を継続する」としている。

また日立基礎研究センタの山田益義主任研究員も「まだデータ蓄積が不十分なところもあり、ロバスト性や精度の向上が課題としてある。また小型化にも取り組んでいきたい。(試作機の)3分の1の小型化にチャレンジしていきたい」と話していた。
《小松哲也》

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