20日午後5時ごろ、愛知県名古屋市港区内の名古屋港岸壁からワゴン車が転落する事故が起きた。地元消防が海中に没したクルマから運転者を救出したが、収容先の病院で死亡が確認されている。
愛知県警・港署によると、現場は名古屋市港区空見町付近にある名古屋港・空見ふ頭の岸壁。岸壁の上をバックで進行していたワゴン車が海に転落する様子を近くの会社に勤務している人が目撃。消防に通報した。
これを受けて出動した消防が捜索を行ったところ、水深約8mの地点に没していたクルマを発見。車内から運転者の男性1人を救出し、近くの病院へ収容したが、男性はまもなく死亡が確認された。後の調べで、千種区内に在住する64歳の男性と判明している。
警察では事件と事故の両面から捜査を進めている。