【大阪モーターサイクルショー16】オフロード愛を感じるカスタムで大盛況…ダートフリーク

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モーターサイクルショー初出展のダートフリークのWR250Rカスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのWR250Rカスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのWR250Rカスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのWR250Rカスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのWR250Rカスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのMT-09カスタム。
  • モーターサイクルショー初出展のダートフリークのMT-09カスタム。

担当者によると、モーターサイクルショーへの出展は意外にも今回が初めてだという。オフロード用品を取り扱うダートフリーク(愛知県瀬戸市)のブースが大盛況だった。

熱視線を浴びたのは、2台のカスタムだ。まず、ヤマハ『WR250R』が面白い。サイドカバー、シート、アルミシュラウド、燃料タンクをワンオフ製作し、同社が取り扱うUFO製のヘッドライトとフロントフェンダーで70年代風に仕上げた。

しかし見た目はヴィンテージだが、中身は公道向けトレールでは戦闘力ナンバー1のWR250R。倒立式フロントフォークにカシマコートを施し、Z-WHEELのアルミリムやハブで足まわりを強化し、走りを疎かにしていないのもファンを唸らせた。

もう1台はヤマハ『MT-09』。トリプルエンジンを搭載するロードスターだが、「本来こうあるべきでは」とオフロードテイストをふんだんに取り入れた。

フェンダー、シュラウド、フロントカウル、クランクケースカバーをカーボンでワンオフ製作し、リンクプレートによるハイリフトで最低地上高を稼いでいる。シートもオフロードライディングを想定してクッションを盛り、フラットな形状に作り直した。

オフロードへの情熱を感じずにはいられないダートの香り漂う斬新なカスタムで、ダートフリークの名がオフロードファン以外にも強く印象に残ったはず。今回製作したワンオフパーツは、反響次第では市販化の予定だ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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