パトカーから逃れようとしてタクシーに追突、飲酒運転の女逮捕

自動車 社会 社会

18日午前2時50分ごろ、福岡県福岡市博多区内の国道202号で、無灯火状態で走行してパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が、前方で車線変更したタクシーに追突する事故が起きた。警察は軽乗用車を運転していた22歳の女を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

福岡県警・博多署によると、現場は福岡市博多区中洲1丁目付近で片側2車線の直線区間。軽乗用車は速度超過と無灯火の状態で第1車線を走行。前方で第2車線から第1車線へ車線変更してきたタクシーに進路を塞がれる状態となってそのまま追突。さらに道路左側の信号柱にも衝突した。

クルマは柱へ衝突した弾みで横転。運転していた22歳の女にケガはなく、酒気帯び相当のアルコール分が検出されたことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。タクシーも中破し、運転者が軽傷を負っている。

女のクルマは無灯火状態で走行していたため、事故現場の約600m手前でパトカーから停止を命じられていたが、これを振り切って逃走していた。警察では女から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑でも事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース