ヤマハの100%子会社、ヤマハミュージックジャパンは「ジャパンショップ2016」に初出展。5月発売予定の商業施設向けスピーカーシステム「VXS」シリーズを披露した。
このスピーカーは新開発のスピーカーユニットにより、低域から高域までバランスの良い高品位な音楽再生ができるそうで、「従来のものに比べて、聞こえる範囲も広く、音質がかなり向上しました」と同社関係者は話す。広い店舗でも隅々まで音質の良い音楽を届けられるわけだ。
そのうえ、一つのアンプに複数のスピーカーをつけることも可能とのこと。さらにデザイン性も重視し、インテリアデザインに溶け込む滑らかな曲面を持つコンパクトなキャビネットデザインに仕上げたという。色も複数色あり、店の雰囲気に合わせることもできる。
商業施設向けスピーカーは米国のBOSE社が強いが、ヤマハの関係者は「より多くの店舗で使ってもらえるように、積極的にこのスピーカーの音質の良さをアピールしていきたい」と力強く語っていた。