【INDYCAR 第1戦】今年もモントーヤ先勝…琢磨はアップダウン激しい展開の末に6位

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開幕戦を制したのは#2 モントーヤ。
  • 開幕戦を制したのは#2 モントーヤ。
  • 左から2位パジェノー、優勝モントーヤ、3位ハンターレイ。
  • #14 佐藤琢磨は最終的に6位でゴールする。
  • 開幕戦は10位スタートからアップダウン激しい展開の末に6位だった#14 琢磨。
  • ホンダ勢最上位の3位に入った#28 ハンターレイ。
  • このようなアクシデントも発生した開幕戦。
  • W.パワーの欠場により、#12のマシンにはO.セルビアが搭乗した。
  • 幸先良く勝利を果たしたモントーヤ。
現地13日、米フロリダ州のセント・ピーターズバーグ特設コースでインディカー・シリーズの今季開幕戦決勝が行なわれ、ファン・パプロ・モントーヤが昨年に続く開幕勝利を飾った。佐藤琢磨は6位。

決勝はスタート前から“大波乱”に見舞われる。前日の予選でポールポジションを獲得したウィル・パワー(#12 Team Penske/エンジンはシボレー)が欠場となってしまったのだ。予選日から体調面の問題があることを口にしていたパワーだが、どうやら金曜日の走行におけるクラッシュの影響があったようで、決勝出走を断念するかたちに。

代わってO.セルビアがパワーのマシンに乗り、最後尾から出走。他の21選手は予選ポジションよりひとつずつ繰り上がったグリッドからのスタートとなった。チームペンスキー(Team Penske)の上位独占状況は1-2-3-4から1-2-3へと変わり、ポールはS.パジェノー(#22)、続いてH.カストロネベス(#3)、モントーヤ(#2)という形勢に。佐藤琢磨(#14 AJ.Foyt Racing/ホンダ)は10番グリッド発進。

スタート前に大波乱があったことを思えばレース前半は比較的穏やかな展開となるが、中盤のリスタート直後には10台ほどが絡んでコースを一時的に塞ぐようなアクシデントも発生する。ただ、そんななかでもペンスキー勢によるレースフィールドの支配は基本的に崩れることなく、ピット戦略のズレ等で他チームの割り込みや首位走行を許すことはあったが、レース終盤にはモントーヤ、パジェノー、カストロネベスの順で1-2-3体制を固め直した。そしてモントーヤが昨年に続く開幕戦勝利を飾る。

「良かったよ。今日の朝、マシンの状態が良いことを感じていた。そしてシボレーエンジンは終始好調だったね」と振り返るモントーヤは、「去年も我々はこうしてシーズンを始めたんだ」とも。昨年は開幕戦からシリーズリーダーの座をキープし続けて最終戦に臨むも、同点でS.ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/シボレー)に逆転王座を許しただけに、今年こそは、という思いが滲むモントーヤである。ともあれ、今年も最高のスタートを切ったことは間違いない。

2位はパジェノー。3位には最終盤にカストロネベスをパスしたR.ハンターレイ(#28 Andretti Autosport/ホンダ)が入り、ペンスキーとシボレーエンジンのトップ3独占を阻止している。4位はカストロネベス、5位はM.アレシン(#7 Schmidt Peterson Motorsports/ホンダ)。王者ディクソンは7位だった。

琢磨のレースはオープニングラップの混戦のなかでコースオフを喫するなどして最後方まで下がるという試練の展開から始まった。しかし中盤のアクシデントの際には、琢磨自身もマシンに手傷を負うなどしてロスは被ったものの、他の選手たちに比べればここでのそれは小さく、むしろ実質的なポジションアップにつながる。終盤はトップ10圏内での戦いとなり、最終的に6位でゴールした。

佐藤琢磨のコメント
「セント・ピーターズバーグにはいい思い出があるんですけど、今年の我々は予選で苦労しました。でも、メカニックとエンジニアたちがファンタスティックな働きを見せてくれ、とても力強く、とても速いペースで(レースを)走ることができました。ピット作業も素晴らしかったので、2度の激しい追い上げを実現できました。このようなパフォーマンスを見せられたことを嬉しく思います」。

浮き沈みの激しい開幕戦ではあったが、1周目の状況を考えれば最終的に6位という上位の結果を残せたのはまずまずといっていいだろう。次戦以降、これをいい流れにつなげていってほしいところだ。

第2戦は今季初オーバルコースとなるフェニックスが舞台。決勝は現地4月2日に開催される。
《遠藤俊幸》

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