【INDYCAR】2016年シーズン開幕…走行初日、佐藤琢磨は5番手タイム

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初日5番手タイムの#14 佐藤琢磨。
  • 初日5番手タイムの#14 佐藤琢磨。
  • 初日5番手タイムの#14 佐藤琢磨。
  • 佐藤琢磨らホンダ勢ドライバー。
  • トップタイムの#12 パワー。
  • 2番手の#9 ディクソン。
  • 3番手の#22 パジェノー。
  • ホンダ勢首位タイムの#15 レイホール。
  • ホンダ勢の強豪選手のひとり、#28 ハンターレイ。

インディカー・シリーズの2016年シーズンが開幕戦のレースウイークエンドを迎えた。現地11日、米フロリダ州のセント・ピーターズバーグ特設コースではプラクティス走行が実施され、佐藤琢磨は5番手タイムでの発進となっている。

いよいよ今季全16戦の長い戦いの幕が上がる週末、レースフィールドには22台のマシンが集結した。エンジン&エアロキット別では、ホンダ勢12台、シボレー勢10台という取り合わせ(シャシーは全車ダラーラ、タイヤは全車ファイアストン)。初日のプラクティス走行におけるトップタイムは、シボレーエンジンで走る#12 ウィル・パワー(チームペンスキー)がマークした1分00秒9431だった。パワーは朝の走行でクラッシュがあったが、午後のセッションでトップタイムを出している。

2~3番手もシボレー勢で、昨年のチャンピオンである#9 スコット・ディクソン(チップガナッシ)、#22 シモン・パジェノー(ペンスキー)と続く。4番手にホンダ勢首位の#15 グレアム・レイホール(レイホールレターマンラニガン)がつけ、#14 佐藤琢磨(AJ.フォイト)はそれに次ぐ総合5番手、ホンダ勢セカンドベストだった。琢磨のタイムは1分01秒3246。以下、8番手まで計5台のホンダ勢が並んでいる。

走行初日のベストタイムの序列だけで勝敗の行方を占うことはできないが、やはりどんな状況でも上位につけていくことがモータースポーツにおいてはいい流れをつくる鉄則。参戦7年目、3年ぶりの通算2勝目に向け、琢磨はわるくないスタートを切ったものと考えられる。予選、そして決勝に期待をかけたいところだ。

予選は現地12日に行なわれ、開幕戦決勝レースは同13日に実施される。

《遠藤俊幸》

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