ポルシェの通期決算、営業利益は25%増…過去最高 2015年

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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは3月11日、2015年通期(1-12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は過去最高の215億ユーロ(約2兆7122億円)。前年の172億ユーロに対して、25%増加した。また、営業利益は34億ユーロ(約4290億円)。前年の27億ユーロから25%増え、過去最高の営業利益を記録した。

2015年の世界新車販売は22万5121台と、こちらも過去最高を達成。前年実績に対して、19%増と伸びた。車種別では、新型SUVの『マカン』の人気が高く、8万台以上を販売。『カイエン』が7万3119台で続き、SUVが支持を集める。

2015年は、全ての販売地域で2桁の成長を達成。単一国の最量販市場は、米国を抜いた中国。2015年は、前年比24%増の5万8009台を販売した。米国は10%増の4万7007台。地元ドイツは、21%増の2万8953台を売り上げた。

ポルシェのオリバー・ブルーメCEOは「驚異的な業績でさえ、ポルシェの基準だ。今期もまた、成功の途上にある」と述べ、自信を示している。

《森脇稔》

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