ホンダは3月11日、大阪府警察本部と交通事故防止対策の推進に関する協定を締結、「SAFETY MAP」などを活用した道路利用者の安全確保に向けて相互に協力していくと発表した。
協定締結によりホンダは、大阪府警に対し、同社が保有する自動車走行に係るデータを提供。大阪府警は、当該データを活用した交通事故防止対策を講じていく。具体的には、SAFETY MAPに表示される急ブレーキ多発地点データを、大阪府警の交通事故分析用地図データ内に反映し、より多面的な事故分析に活用するなど、交通事故防止対策に繋げていく。
また大阪府警は、ホンダの交通安全普及活動と連携し、交通安全教育や広報・啓発を効果的に推進する。具体的には「ホンダ自転車シミュレーター」を活用した小中高生向け自転車安全運転教育をはじめ、幼児・児童用交通安全教育プログラム「あやとりぃ」などを活用した交通安全教育や、高齢の歩行者に対する交通安全教育を推進していく。なお、大阪府警は、ホンダが行う交通安全普及活動に必要な交通事故情報などを同社に提供する。