【ジュネーブモーターショー16】アバルト、124 ラリー 新型を発表…1.8ターボは300馬力

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アバルト 124 ラリー(ジュネーブモーターショー16)
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イタリアのフィアットの高性能車部門、アバルトは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、新型アバルト『124ラリー』のプロトタイプを初公開した。

同車は、ジュネーブモーターショー16で同時に初公開された新型アバルト『124スパイダー』のラリー参戦マシン。アバルトレーシングチームが開発を担当し、2017年シーズンのラリーに実戦投入を目指す。

ジュネーブの会場に展示された新型アバルト124ラリーは、1970年代のラリーシーンで活躍したアバルト124ラリーと、同じワークスカラーで塗装された。当時も、アバルト124スパイダーをベース車両にラリーマシンを開発しており、新型アバルト124ラリーは、およそ40年ぶりの復活となる。

エンジンは、市販車の新型アバルト124スパイダーの1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」に代えて、直噴1.8リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。アバルトレーシングチームのチューニングにより、最大出力300hp/6500rpmを引き出す。

市販車の場合、最大出力は170hpだから、大幅な強化。トランスミッションはパドルシフト付きの6速シーケンシャル。安全装備として、ハードトップやロールケージが採用されている。

《森脇稔》

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